- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 中垣正太郎 平出真有 遠藤功治 松波俊哉 剱崎仁
オープニング映像が流れ、出演者らが挨拶をした。
ニューヨーク株式市場の値動きとセクター別騰落率、為替の動きを伝えた。
アメリカの7月の生産者物価指数は前月から0.1%の上昇と伸びが鈍化し、インフレ抑制が続いていることが示された。サービス価格が0.2%低下した一方、ガソリンなどエネルギー価格が大きく上昇したことで、モノの価格が3ヶ月ぶりにプラスに転じた。コア指数は0.3%上昇。前年と比べた生産者物価指数の伸びは2.2%となった。
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- 生産者物価指数
アメリカのホームデポの5月から7月期決算は1年前からわずかに増収となり、1株利益は市場予想を上回った。ただ既存店売上高は、1年前から3.3%減少。高い金利により、消費者の需要が圧迫されたとしている。また2025年1月期通期見通しは既存店売上高が3%から4%減少するとして、従来の見通しから引き下げた。
スターバックスは13日、ナラシムハンCEOが退任し、チポトレ・メキシカン・グリルのニコルCEOを後任に起用する人事を発表。業績改善に向けて、体制の立て直しを進めるほか、物言う株主への対応を強化する狙いだ。ニコル氏はチポトレのほか、タコベルのCEOなどを歴任していて、来月9日に就任する。これを受けスターバックスの株価は24.5%上昇した。
ヨーロッパ経済研究センターが発表した、8月の景気の先行きに対する期待指数は19.2と前月から22.6ポイント低下し、低下幅は2022年7月以来の最大だ。ZEWのバンバッハ所長は、「中東情勢などの不透明要因が影響し、ドイツ経済の見通しは崩れつつある」と指摘している。
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- ZEW景況感指数欧州経済研究センター
大和証券キャピタルマーケッツアメリカ・シュナイダーさんは「7月のPPIが予想を下回り利下げを後押しするデータが好感され買いが広がった。調整したナスダックは心理的節目の100日移動平均線を超え上昇に弾みがついた。リスクがインフレから景気減速に傾く中、あすの7月CPIは予想通りまたはやや低下することを織り込む展開。本日はマグニフィセント・セブンはじめ成長株が相場をリードした。足元弱い景気指標が続き、ソフトランディング期待が揺らいだことは小型株からなるラッセル2000の動きにも見られる。7月は『低金利時代が到来すれば恩恵を受ける』との見方から10%急騰し、大型株から小型株へのシフトが進んだ。しかし先週1週間で小型株を多く含むETF・iシェアーズラッセル2000から過去3年で最大規模の資金が流出。『金融政策が後手に回るのでは?』との不安が広がっていた」と話した。また、今後の株式相場の見通しについては「FRBは強すぎる景気を冷やすため政策金利を5%以上に維持してきたため、利下げの余地は十分あり機動的に動くことが可能。22日から開催されるジャクソンホール会議と9月のFOMCで景気に対する不透明感が払拭されれば上昇基調を取り戻せると見ている。また、景気減速局面では大型優良株の利益を呼ぶ力が再評価されると考えている」と話した。
金利・商品・押収株式などの値を伝えた。
きょうのゲストはソシエテ・ジェネラル証券の剱崎仁さんと、為替などの見通しはニッセイアセットマネジメント・松波俊哉さん。アメリカンの7月のPPIについて松波さんは「グラフを見てみると、FEDが注目するコアPCEサービス・価格はPPIに約3か月、Indeed賃金トラッカーに約6か月遅れて推移することがわかる。グラフからの試算はこれまでのPCEコアサービスの低下ペースの鈍化。この場合1回の利下げを0.25%づつとすると年内4回の利下げ織り込みは見直される公算が高い=ドル円の戻りも視野に入るということだと思う」と話した。
カリフォルニア州・Google新製品発表イベント会場から中継。「Google Pixel 9 Pro Fold」は折りたたみだが非常に薄く、開くと大きなディスプレイとなる。「IAスマートフォン」を前面に打ち出しており、1人で撮影し被写体を交代して撮影するとまるで2人で撮影したかのような合成写真がわずか数秒で完成する。Googleは4月に生成AI部門の強化を打ち出した。今回のイベントでGoogleの幹部は「まだ多くの人がAIの力に懐疑的」と話していた。
きょうの為替は。松波さんに聞く。ドル円予想レンジ:146.20円~147.50円。注目ポイント:日米金融政策の織り込みは妥当か?松波さんは「リセッション売りを見込んだ年内4回の利下げというのは過剰反応だという見立てです」「年内の追加利上げの織り込みはちょっと行き過ぎ」などと話した。
10年国債の値を伝えた。
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上海総合指数の値を伝えた。
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世界の株価(13日)の値を伝えた。
株式先物の値を伝えた。
きょうの株は。楽天証券経済研究所の土信田さんに聞く。日経平均予想レンジ:35900円~36900円。注目ポイント:アメリカ消費動向と景気後退懸念。土信田さんは「アメリカで今後出てくる経済データに一喜一憂する展開が見込まれる中で気を付けておきたいのが消費動向」「アメリカのクレジットカードローンの延滞率は上昇傾向が目立っていて消費に向かう余裕がかなり減退してる様子が伺えます」などと話した。
歴史的な株価の乱高下を受けて国会で閉会中審査を開くことで与野党が合意した。衆議院の財務金融委員会は、きのうの理事懇談会で、今月23日に鈴木財務大臣や日銀の植田総裁に出席を求めて、閉会中審査を開くことを決めた。日銀が先月決定した利上げなどの金融引き締めの妥当性や市場の混乱との因果関係を問いただすとみられる。参議院の財政金融委員会も23日午後に閉会中審査を行う。
ビール大手4社の今年1月から6月期の連結決算が出揃い、売上高にあたる売上収益が全社で増加した。円安を追い風に海外事業が牽引し、国内でのビール販売も好調だった。サッポロホールディングスは最終損益が60億円の黒字となり3年ぶりに黒字に転換したほか残る3社も純利益が増加した。
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フリーマーケットアプリを運営するメルカリの今年6月までの1年間の決算は、純利益が134億円で1年前と比べて2.7%増加し過去最高を更新した。国内の流通総額は1兆727億円となり、初めて1兆円を超えるなど国内のフリマ事業が堅調な一方、課題の米国事業は日本円で約25億円の赤字になり苦戦が続いている。