静岡県・小山町で24時間耐久レースが行われた。トヨタ自動車が投入したのは二酸化炭素をほとんど出さない水素エンジン車。ハンドルを握っていたのは豊田章男会長。脱炭素への取り組みが加速するなか、エンジンの必要性を強調。豊田会長は「エンジンだけにしろとは言わない。でも選択肢の中にエンジンを入れましょう」。トヨタ自動車、マツダ、SUBARUの3社は、次世代エンジンの開発を進めていくと発表した。新しいエンジンはこれまでよりも小型化され、環境性能が高いものになるという。背景にあるのはEV電気自動車の成長の鈍化。マークラインズの調べによると世界のEV販売台数は2022年は60%以上増加したが去年は25%と伸び率が大幅に鈍化した。テスラの最終利益は55%減少。鈍化の要因は価格の高さやインフラの整備不足から普及の減速が指摘される。EVは一般的にバッテリーのコスト高などからエンジン車より価格が高い。さらに充電インフラの設備が不十分で、航続距離が課題。ハイブリッド車が再び注目されている。しかし、各社とも将来的にEVの転換は進むと見ていて巨額の投資で開発を急いでいる。
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URL: http://www.marklines.com/
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