カナダ与党・自由党はトルドー首相のインフラ対応などを巡る支持率低下による辞任表明を受け、9日に党首選挙を実施。中央銀行元総裁・マークカーニー氏が政治経験はないものの約86%の票を獲得し当選した。トルドー氏の正式辞任後に首相就任する予定で、関税などで圧力を強めるアメリカ・トランプ政権への対応が最大の課題だ。カーニー氏は演説で「不当な関税をかけ攻撃するトランプ氏を成功させるわけにはいかない」などと述べ、報復関税を維持する意向を示している。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.