負け続けても懸命に走る姿が全国的な人気を集め、負け組の星とも評された高知競馬の元競走馬「ハルウララ」が、引退後に余生を過ごしていた千葉県の牧場「マーサファーム」で死んだ。29歳だった。ハルウララは北海道の牧場で1996年に生まれ、2006年の登録抹消まで高知競馬の競走馬として113のレースに出場し、成績は0勝113敗だった。不況で就職氷河期だった当時、負け組の星として全国的な共感を集めた。当時は「走っても当たらない」として、ハルウララの馬券が交通安全のお守りになったり、2004年には国会でも話題として取り上げられたりと、異例の盛り上がりを見せた。
住所: 千葉県夷隅郡御宿町上布施2636-2
