エンゼルスの大谷翔平が、メジャーリーグで日本人選手初となるホームラン王を獲得。歴史的快挙を受けて、日本郵便からは記念切手などが販売されることになった。ホームラン王獲得について大谷選手は、大リーグでこれまで活躍された偉大な日本選手たちのことを考えると大変恐縮であり光栄なことなどと、球団を通じてコメント。大リーグに挑んできた日本のバッターたち。2001年と2004年には、イチローが首位打者を獲得した。しかしホームラン王のタイトルは松井秀喜も届かなかった。WBCのアメリカとの決勝直前に「憧れるのはやめましょう。憧れてしまったら超えられない」とチームを鼓舞した大谷選手。高校時代から大リーグを視野に入れていて、日本のプロ野球で投打二刀流を実現し、憧れだった大リーグに挑戦。次々と偉業を達成してきた。6年目の今季は序盤から大活躍。ホームラン後に兜姿で祝福されるのはおなじみとなった。通訳の水原一平さんが取り寄せたという兜を制作した会社がある鹿児島県薩摩川内市では、同じモデルの兜をふるさと納税の返礼品にしていて、寄付額のトップになっている。そして、ホームランを確信したときの確信歩きもファンを魅了してきた。タイガースのカブレーラ選手にも、卓越した実力を認められた。大谷選手が少年時代に通っていたバッティングセンターで、最速150キロのマシーンを相手にバットを振り込んだという。先月、右肘の手術を受けた大谷選手は、来季はバッターに専念し、二刀流の復活は再来年の予定。大谷選手は自身のSNSに、来年に向けリハビリから頑張るなどと投稿。