ワシントン市内から中継。中村記者は約2時間後にハリス氏が集会を行う開場前にいる。残り1週刊で大接戦となる中、いまだ投票先を決めていない”無党派層”もいるため両候補ともに連日必至のアピール合戦となっている。今回、中村記者は無党派層の中でも選挙の鍵を握る激戦州で投票先を決めかねている人に取材した。
南部・ジョージア州アトランタにある子供服店でオーナーを務めるアルカフィーさんは「まだ投票先は決まっていない。中小企業を支援してくれる候補に投票したい」と話す。3人の子どもを持つシングルマザーでもあるアルカフィーさんはインフレの影響で買い物客が減り、服の売り上げも大きく減少。銀行の融資を受けられなくなった。藁にもすがる思いで最近ハリス氏に向け手紙を送った。ハリス氏は”中間層の底上げ”を強調し、事業を拡大する中小企業を重視する姿勢を打ち出してきたが、結局ハリス氏の政策は曖昧なままで最近の演説はトランプ氏を攻撃することに重きを置き始めている。それでもアルカフィーさんは中小企業を支援してくれる候補を見極めたいという。
中村記者は「残り1週間となり、両候補はお互いを攻撃する場面が増えてきた。選挙の結果を左右する激戦州7州の支持率を見てみると、最終盤のこの時期としては異例の大接戦となっている。ただ、現在トランプ氏が中西部・ミシガン州以外の6州でわずかにリードしており、勢いに陰りが見えるハリス氏は選挙戦略の変更を余儀なくされている。ハリス氏は元々各地の集会で経済政策を中心にバイデン大統領との違いを訴えてきた。しかしメディアとのインタビューでは政策を具体的に説明できない場面も目立ち、民主党関係者からは『経済を争点にすればハリス氏は負ける』と言われるなど、ハリス氏は政策を訴えても思うように支持を伸ばせず焦りもでてきている。こうしたことからトランプ氏の大統領返り咲きの危険性を強調することが増えている。トランプ氏は自らの主張が有権者に響いていると自信を深めており、経済の悪化・不法移民の増加など自らにとって有利なテーマを引き続き訴えていきたい考え。ハリス氏への攻撃をさらに強めているトランプ氏だが、課題がないわけではない。27日にニューヨークで開いた大規模な集会では応援演説をした支持者から人種差別や女性差別的な発言が相次ぎ、現在も火消しに追われる状態となっている。ハリス氏の集会には5万人以上が参加する予定」などと伝えた。
南部・ジョージア州アトランタにある子供服店でオーナーを務めるアルカフィーさんは「まだ投票先は決まっていない。中小企業を支援してくれる候補に投票したい」と話す。3人の子どもを持つシングルマザーでもあるアルカフィーさんはインフレの影響で買い物客が減り、服の売り上げも大きく減少。銀行の融資を受けられなくなった。藁にもすがる思いで最近ハリス氏に向け手紙を送った。ハリス氏は”中間層の底上げ”を強調し、事業を拡大する中小企業を重視する姿勢を打ち出してきたが、結局ハリス氏の政策は曖昧なままで最近の演説はトランプ氏を攻撃することに重きを置き始めている。それでもアルカフィーさんは中小企業を支援してくれる候補を見極めたいという。
中村記者は「残り1週間となり、両候補はお互いを攻撃する場面が増えてきた。選挙の結果を左右する激戦州7州の支持率を見てみると、最終盤のこの時期としては異例の大接戦となっている。ただ、現在トランプ氏が中西部・ミシガン州以外の6州でわずかにリードしており、勢いに陰りが見えるハリス氏は選挙戦略の変更を余儀なくされている。ハリス氏は元々各地の集会で経済政策を中心にバイデン大統領との違いを訴えてきた。しかしメディアとのインタビューでは政策を具体的に説明できない場面も目立ち、民主党関係者からは『経済を争点にすればハリス氏は負ける』と言われるなど、ハリス氏は政策を訴えても思うように支持を伸ばせず焦りもでてきている。こうしたことからトランプ氏の大統領返り咲きの危険性を強調することが増えている。トランプ氏は自らの主張が有権者に響いていると自信を深めており、経済の悪化・不法移民の増加など自らにとって有利なテーマを引き続き訴えていきたい考え。ハリス氏への攻撃をさらに強めているトランプ氏だが、課題がないわけではない。27日にニューヨークで開いた大規模な集会では応援演説をした支持者から人種差別や女性差別的な発言が相次ぎ、現在も火消しに追われる状態となっている。ハリス氏の集会には5万人以上が参加する予定」などと伝えた。