5日に投開票を控える米国大統領選挙は最後の週末を迎えハリス副大統領とトランプ前大統領は、それぞれ勝敗を左右する激戦州で支持を呼びかけた。共和党・トランプ前大統領は「私はホワイトハウスから去るべきではなかった」と述べ、最大の激戦州ペンシルベニア州で2020年の大統領選挙での敗北を認めない姿勢を見せたうえで、「民主党は選挙で不正を働く」と根拠の薄い批判を展開した。民主党・ハリス副大統領は同じく激戦となっているミシガン州で「恐怖と分断に振り回された10年間の政治を一変させる」などと訴えた。両者の支持がきっ抗する中、投票率がポイントになっていて、投票日前日の現地4日も激戦州で最後まで票の掘り起こしを図る。