中東情勢の影響を受け、供給不足の懸念が出ているナフサ。原油から精製され、プラスチックなど幅広い製品に使われている。政府は先週、ナフサ由来の製品を供給できる期間について新たな見通しを示した。中東からのナフサ輸入が激減した一方で、中東以外からの輸入が4月は2倍、5月は3倍になる見込みだと明らかにした(経産省の資料より)。6月以降も3倍の水準を維持できれば、中間製品の在庫も活用しながら製品全体の供給は「年を越えて継続可能」だという。ナフサはアメリカやアルジェリア、ペルーなどから輸入するとしている。しかしナフサ由来の製品への影響は広がり続けている。ミツカンは先週、納豆パックの原料高騰による値上げや一分商品の販売休止を発表した。生協の宅配サービスなどを展開するコープデリ連合会は今週、原料や燃料の不足により商品の供給に影響が出ていると明らかにした。物流専門メディア「LOGISTICS TODAY」の赤澤裕介編集長は、ナフサ製品を扱う企業にとどまらず消費者にまで影響が及び始めていると指摘する。影響は身近な薬局にも。
