都城盆地の畑では2月、梅が満開の花を咲かせた。初夏、梅花は青々とした実となり、収穫に際して落ちた梅を守るために青いネットが設置される。生産者の徳重文子さん草をたっぷり使ったは土作りに力を注いでいて、栄養たっぷりなので丈夫な木を育て、多くの実りをもたらしてくれる。農薬や化学肥料要らずで、畑にはナナホシテントウ、エンマコオロギといった生き物の姿も見かける。収穫を終えると、徳重さんは菜種油の絞りカスで作った有機肥料ををまき、翌年の豊作を願った。
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