飲みかけのペットボトルは口にいた菌がペットボトルで増殖し再び飲むことで食中毒になる可能性がある。今回、暑い日の定番の飲み物水・緑茶・麦茶・スポーツ飲料・オレンジジュースで検証。ペットボトルに口を付けて飲み唾液が混入したものを30℃で保存。24時間後の菌数を測定した結果、麦茶が約75倍に増加した。大麦に含まれる炭水化物などが菌の栄養となり増殖した。食中毒の原因菌は30~45℃の間が特に増殖する。食中毒の多くが臭いを出さないため気が付きにくい。スポーツ飲料やオレンジジュースは酸性のため菌は増えにくい。緑茶はカテキンの量によって効果が異なる。麦茶以外にも気をつけた方がいい飲み物はミルクや糖分が多く含むもの。