千葉市の居酒屋で働く19歳のキンさんは去年10月、特定技能1号の外食業で資格を取り働き始めた。特定技能は2019年4月、安倍政権下で人手不足対策として導入された。業種ごとの試験のほか、日本語能力が必要。外国人材に依存することがないよう、業種ごとに受け入れ人数の上限が定められている。インバウンドの増加などで需要が高まる外食業は2029年3月までの上限5万人に対し今年2月の時点で4万6000人に達し、政府はきょうから新規の受け入れ停止を決めた。特定技能の1号は最長5年まで、2号は期間・人数の上限はない。「外食業」を所管する農水省は「産業の状況をみながら今後どうあるべきか考えていく」などとしている。人材紹介会社「テンス」の田中代表は「今後5万人を上限にして取り合いになるので賃金がどんどん上がっていくことが考えられる」などと指摘する。
