今朝のゲストはロールシャッハ・アドバイザリーのジョセフクラフトさんと、株価などの見通しは智剣・Oskarグループの大川智宏さん。トランプ大統領就任式で印象に残ったシーンについてジョセフさんは「3つある。1つは歴代大統領らを前にして名指しはしないまでも、過去の政権を痛烈に批判。”いまからアメリカの黄金時代が始まる”とか”バイデン政権を筆頭に過去の政権のひどい裏切り”と批判し、『この瞬間からアメリカの衰退は終わる』と宣言する。2つ目は自画自賛。暗殺未遂事件を引き合いに自分を崇める。『私が神に救われた理由は、アメリカを再び偉大にするため』と主張し、初めてそこで会場が一気に沸き立った。さらに『多くは私が政治的に復帰を果たすことは不可能と言ったが、ご覧の通り私はここにいる』と宣言。3つ目は、予定している大統領令の一部を明かしたこと。200もの大統領令にサインしていたらテレビでどれくらいの時間がかかるのかと心配していたが、3つだけ象徴的なものをサインしてあとは後日やるようです」などと話した。大川さんはトランプ大統領就任による日本株市場への影響について「短期的には正直よくわからない。トランプ氏のアメリカ保護主義政策というのはアメリカ株にとっては追い風だがその他の国にとっては逆風になる。その影響はさんざん議論されているので、一部は市場に織り込まれているんです。一方で就任初日の関税引き上げは見送りということで、世界中の株価は一時上昇した。その後の演説で”アメリカ・ファースト”を主張すると今度は失速した。仮に初日の関税延期を好感して日本株が上がるのならちょっと短絡的だと思う」などと話した。