4月、ヤマザクラの花が咲き乱れていた。そのサクラの花にメジロがやってきて、花の蜜をつついて採取していた。春になりサクラの花は鳥たちにとって待ちに待ったご馳走なのである。ヒヨドリは蜜を吸うだけでなく花びらごとついばんでいた。新緑がもえる季節になると湿気を好むハナネコノメなどが咲き、苔の間の水生生物を狙うキセキレイなどが訪れる。標高600m付近の森ではかつての溶岩が苔むしており、溶岩の下で冬の間過ごすのがヒメネズミである。
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