きょう、東京・港区の「すき焼今朝」では冷えた体を温めようと熱々のすき焼きを食べるお客さんの姿があった。すき焼きに欠かすことができない卵だが、価格は高止まり。今年も鳥インフルエンザの流行による卵不足が警戒される中、いま国が「加工用のたまご」の普及を後押ししている。卵を乾燥させて粉末状にした“乾燥卵”は賞味期限が最大18か月と長いため、安定供給のカギとして期待されている。東京・港区の「Cafe Madu AOYAMA」できょうから期間限定で“乾燥卵”料理を提供。卵黄約3個分がスプーン1杯に凝縮。茹でたパスタに粉末状の卵黄を使うことで余分な水分が入らず、卵のコクを感じるより濃厚な味になる。神奈川・大和市の「メゾンジブレー」では乾燥卵白を使用した「熟成和栗モンブラン」が看板商品。メレンゲにボリュームを出すため乾燥卵白を使い始めたが、卵を割る個数が減り、人件費削減になったという。2年前の“エッグショック”の際には卵の供給は大幅にストップしたため、乾燥卵で乗り切った。現在は業務用がメインだが、今後は一般家庭向けも含め広く活用されることを目指す。
住所: 神奈川県大和市中央林間4-27-18
URL: https://givree.tokyo/
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