子どもたちのインスタグラム利用に対する保護者の管理監督機能の強化。18歳未満の利用者に対してティーンアカウントと呼ばれるアカウントを設ける。初期設定で承認した相手からのみのフォローを許可する。午後10時から午前7時の間は通知がオフになる。自殺や自傷行為に関する投稿や性的な画像は見られないなど。16歳未満の利用者がこの初期設定を変更するためには保護者の同意が必要になる。さらに保護者は、子どもがインスタグラムを利用している時間の長さの他頻繁にメッセージをやり取りしている相手やよく見ているコンテンツなどを把握できるようになるという。運用は米国や英国など4か国で17日から始まり、日本を含む他の国々では来年1月からになる見込み。有害なコンテンツからどう守るかは、米国でも大きな議論になっている。今年1月には米国議会上院の司法委員会がメタ・ザッカーバーグCEOなど、SNSを運営する大手5社の幹部を呼んで公聴会を開き、議員からの厳しい追及の末ザッカーバーグ氏が謝罪に追い込まれる場面もあった。