ものづくり大国ニッポンがこの国を豊かにしてきた。平成元年の世界時価総額ランキングでは10社のうち7社は日本の会社、バブル真っ盛りだったので銀行が多く入っている。ものづくりでは11位トヨタ自動車、7位日立製作所、8位が現在のパナソニックの松下電器、20位東芝だった。現在ではアメリカが殆どで3位にはサウジアラビアの石油会社サウジアラムコがランクイン、日本は27位にトヨタ自動車が入った。ランクイング上位の会社の設立は1990年代行以降に出来ている。アメリカでは勢いのある若い企業が出てきているのに日本は若い企業が出てきていない、日本はものづくりにこだわりすぎてIT化の波に乗り遅れてしまったのではないかと池上さんは話した。