アメリカのFRBは金融政策を決める会合を開き、政策金利を据え置くと発表した。株式市場は原油高と半導体関連株の下落が重なって一斉に値を下げた。FRBは3.5~3.75%の幅のまま5会合連続で据え置いた。今回は3人の委員が利上げを主張し反対票を投じた。3人の反対は約10年ぶり。ウォーシュ議長は今回の据え置きは状況を見極めるためとして物価には断固として対応すると繰り返した。物価上昇率が5年連続でFRBの目標である2%を超えていても、目標値の変更などはないだろうと述べた。市場の反応は分かれた。アメリカの短期国債の金利は下がったが、中長期の国債の金利は上昇した。株式市場は一時もみ合いとなったが、その後は下落に転じた。取引時間終了直後に予想を上回る業績を発表したマイクロソフトは上昇し、期待外れだったメタの株価は下落した。半導体関連株が連日下落する中、あすはアップルとアマゾンの決算が発表される予定で、半導体株の行方を見定めるきっかけとなるとみられる。
