トウキョウトガリネズミという生き物が生息しているのは北海道だけ。モグラでもネズミでもない「トガリネズミ科」に属する生物。世界最小の哺乳類といわれ、体重は2グラムほどしかなく、人間の親指より小さい。1903年にR.M.Hawker氏が発見し、初めて学会で発表された際、北海道のエゾ(YEZO)と東京の江戸(YEDO)を間違えて明記したことが由来とされる。一円玉3枚よりも軽いため、葉っぱや花びらの上に軽々と乗れてしまう。現在は絶滅危惧種に指定。2時間ごとに食事をしないと餓死する可能性が高い。トガリネズミ類の一部は哺乳類の中では珍しく毒を持っており、噛みついて毒を注入することで獲物を麻痺させる。体を小さくすることで1回の食料が少なく、限りある空間で生存することができる。これらの性質から競争相手がいない場所を選べた。言いたい「7」。