ロシア正教会のトップ・キリル総主教が通算で5期目の任期を始めたプーチン大統領に対し「国家元首には恐るべき決断が必要だ」と述べた。ロシア正教会のキリル総主教は7日、プーチン大統領の通算5期目の就任式後にクレムリン内の教会でプーチン氏への特別礼拝を行った。その後の演説で、「国家元首が恐るべき決断を下さなければ国民、国家が危険に陥る可能性がある」などと述べた。ウクライナ侵攻が長期化する中、攻撃の激化などを後押しするものとみられる。また、キリル総主教は「神よ、プーチン大統領がいつまでも権力の座にとどまりますように」などとも発言した。