ロシア・プーチン大統領は19日にモスクワで行われた年末恒例の記者会見で、ウクライナで選挙が実施されれば投票日に攻撃はしないと明言した。一方、アメリカNBCの記者から和平案を拒否した場合、来年も双方に多くの犠牲が出ることへの責任を問われたことに対し「戦争を始めたのはロシアではない」と主張した。大統領府は国民から約300万件の質問が寄せられたとしている。和平交渉を巡り、プーチン大統領は「ロシアは和平案を拒否していない」と述べた。20日からアメリカ・マイアミで行われる予定のアメリカとの和平協議で実質的な進展に繋がるのかが注目される。
