ベトナム産のロブスタ種コーヒー豆の価格が45年ぶりの高水準で、各社の値上げが続出している。また喫茶店の倒産もコロナ禍を上回って過去最多とのこと。背景には円安とコーヒー豆の世界での消費量の増加があるとのこと。またブラジル南部での大雨やエルニーニョ現象による気候変動でそもそもの生産量が減っているという。さらに中国でドリアンブームが起きており、ベトナムではコーヒーからドリアンへの転作が増加しているとのこと。加谷氏は「途上国が豊かになってコーヒーの需要が増えていることが根本にある」などと述べた。生産量の増加が解決策としてあげられ、ある専門家は温暖化の影響でコーヒーを作れる地域が拡大していると指摘している。