昨日開幕した世界ラリー最終戦の「ラリージャパン」について、トヨタ、ヒョンデ、Mスポーツフォードが参戦しており、今年1月のフランスとモナコでの開催を皮切りに、ヨーロッパ大陸から中南米のメキシコ、チリ、アフリカ大陸のケニアなどを舞台とし、1年間の成績を競い合ってきた。最終戦となる13戦目が日本の愛知と岐阜で行われる。トヨタ勢のドライバーを務める勝田貴元選手は日本人唯一の世界ラリードライバーで、去年のラリージャパンでは3位で表彰台に上り、祖父・父もラリードライバーである。トヨタは今季チームとして3連覇しており、所属するドライバーも総合優勝を決めている。世界ラリーでは一般道を走りドライバーはその国の交通ルールに従って走行する必要があり、スピード違反で免許停止になったりクラッシュで走っていた車が警察にとめられリタイアする事態になったことがある。車が横転した場合、ラリーファンが手伝うことがある。ファンがマシンに触れるのはルール違反だが1000kmのコースの全監視は不可能で、このようなファンの神対応によりファンは妖精と呼ばれている。