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「ヤギェロン図書館」 のテレビ露出情報

絵の裏側には「BURG1227」「DG.418.」「134」と書かれていた。クラクフのヤギェロン図書館にいは約200年前に作られたというチャルトリスキ家が所有していた美術品のリストが残っていた。リストにはダヴィンチが描いたと書かれた作品に418という番号が記されていた。DGはリストの最初のページのタイトル部分にあるドム・ゴティツキの頭文字。白貂を抱く貴婦人があった建物の名前を指していた。1830年から90年にわたって紛争や戦争から守るためにヨーロッパを転々と避難させ、当時ポーランドの多くの人々もあちこちへ逃れた。1918年にポーランドは独立を回復し、絵も戻ってきた。ポーランドの人々は白貂を抱く貴婦人に自分たちを重ねた。第2次世界対戦の最中、ヒトラーは独自の美術館を建設することを計画し、各地で美術品を奪い取った。ポーランドからも多くの美術品が奪われ、ナチスが略奪を計画した美術品のリストの中で白貂を抱く貴婦人は134番がつけられていた。白貂を抱く貴婦人はナチスに奪われてベルリンに運ばれたが、ほどなくクラクフに戻された。この絵を気に入っていたナチスの総督ハンス・フランクの命令でヴァヴェル城に運び込まれた。「BURG1227」はヴァヴェル城を意味しており、絵の認識番号として「1227」と書かれた。

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