ヤマト運輸は1年間に取り扱う宅配便約23個のうち6割程度を占める「宅急便」と「宅急便コンパクト」について6月10日から個人向け宅配サービスの登録者は「置き配」での受取が選択できるようにする。ヤマト運輸ではこれまでAmazonやメルカリなど特定のオンラインサービスを通した商品のみ置き配が選べるようになっていた。そのため置き配はヤマト運輸の宅配便全体の3割ほどにとどまっていたが、今回の置き配の拡大によって宅配便全体の約8割で置き配が選べるようになる。ヤマト運輸は客の利便性を高めるとともに配送ドライバー不足といった2024年問題にも寄与できるとしている。