7月26日、パリオリンピックの開会式が行われる。新潟・三条市にあるダイナスティーアーチェリーはアーチェリー用具の開発、販売を手掛け、創業当時に開発したのがグリップ。選手たちはシビアにこだわっているという。三条エリアは金属加工品の生産が盛んで、不破氏が描いた部品のデザイン、要望をもとに職人が製造する。かつて、日本製のアーチェリー用品は世界で話題だったが、国内メーカーが次々と撤退。アメリカと韓国の寡占状態にあるなか、ダイナスティーが開発した製品がパリオリンピックでデビューする。代表メンバーの野田沙月選手、古川高晴選手が製品を使用。