きのう行われた首脳会談で石破総理はアメリカに対する投資を日本円で150兆円規模にまで引き上げ、雇用の創出に貢献する考えを伝えた。一方、トランプ大統領は会談後の記者会見で日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐり日本製鉄が「買収ではなく多額の投資を行うことで合意した」と述べた。また、トランプ氏は貿易相手国と同様の関税を課す「相互関税」について「来週の月曜日か火曜日に発表するつもりだ」と表明。今回の首脳会談では石破総理がトランプ氏との関係を築けるかが焦点の1つとなっていたが、トランプ氏は石破総理が提案した「近い将来」の日本への訪問を受け入れた。一連の日程を終えて昨夜、帰国した石破総理は近く国会で首脳会談の成果を報告する予定。