軍事侵攻で国外へ避難するウクライナの子どもたちと日本の子どもたちが、服を通して心を通わせた。東京都内にある成蹊小学校の6年生124人が、バスに乗ってやってきたのは、東京・六本木ヒルズにある映画館。スクリーンに映し出された映像には梱包された大量の衣服。2年前から難民について学んできた子供たちは、着なくなった衣服や手作りのおもちゃを難民支援に力を入れているユニクロと協力して難民の子どもたちに送っていた。「どうやって、どんな人に運ばれるの?」との疑問に答えるべく、服が難民に届くまでを追った映像が上映されるため六本木に来た。届け先はウクライナの隣にある国・モルドバ。モルドバには、ウクライナへの軍事侵攻以降、40万人以上が逃れ、今でも約12万人がとどまっているとされている。児童のコメント。提供:ユニクロ。