10日木曜日。ラオスで開かれているASEAN関連会合でこの日、外交デビューした石破総理。中国李強首相との首脳会談に臨んだ。石破総理は、中国で日本人学校の児童が殺害された事件について事実解明などを要求。李強首相は個別案件だとする従来の主張を繰り返した。石破総理は韓国のユン大統領とも会談。ユン大統領と岸田前総理が大幅に改善させた日韓関係を引き継ぎ発展させたいと述べた。一方、持論だった多国間の軍事同盟アジア版NATO構想については触れなかった。元外務事務次官・藪中三十二さんは「言うべきことは言って、そのうえで向こうと向き合っていこうと、これは僕は評価している」とコメントした。