ユン大統領を巡ってはことし1月から大統領職を罷免するかどうかの審理が憲法裁判所で続けられていた。こうした中、憲法裁判所はユン大統領が罷免に相当するかどうかの判断を今週金曜日の午前11時に示すと発表した。大統領の罷免には憲法裁判所に現在8人いる裁判官のうち6人以上が罷免が妥当と判断する必要がある。仮に罷免された場合にはユン大統領は直ちに失職し次の大統領を選ぶ選挙が60日以内に行われる。一方罷免されなかった場合はユン大統領は職務停止を解かれ公務に復帰することになる。裁判所が示す判断の内容しだいではユン大統領の支持者が裁判所を襲撃することや反対派と衝突する不測の事態も考えられることから警察は最高レベルの警戒態勢で臨む予定。