「ダーウィンが来た！」撮影の舞台裏を紹介した。最初に密着した撮影はナミビアでのライオン対キリンの戦い。メンバーはディレクター・カメラマン2人・音声マン・写真家、ここに現地スタッフが加わる。撮影現場は灼熱の砂漠。柔らかい砂地のため、車輪が抜け出せなくなることがある。そういったピンチに備え、車は常に2台以上で移動する。また、砂漠ではカメラの清掃が欠かせない。
視聴者が気になる舞台裏1つ目は食事。食堂の裏には調理場があり、その横にはソーラーパネルが。何に使っているかというと冷蔵庫。大量の食材を買い込む必要があるため、冷蔵庫は必需品となっている。視聴者が気になる舞台裏2つ目はお風呂。試着室ほどの大きさのテントで水を入れた容器をぶら下げて使うキャンプ用シャワーを浴びる。貴重な水を求めて虫もたくさん集まる。シャワーは週1回。町から運んできた水を大切に使っている。視聴者が気になる舞台裏3つ目はトイレ。トイレ用の穴を深く堀り、椅子と目隠し用の衝立てをセットすれば完成。
「ダーウィンが来た！」撮影の舞台裏を紹介した。撮影も終わりに近づいたある日の朝、取材班が探していたライオンを発見。広範囲を移動するため滅多に出会えない。運良く見つけたら片時も離れず夜まで追跡。こうして狩りの瞬間を待ち続ける。ライオン対キリンの頂上決戦は現在制作中。
「ダーウィンが来た！」撮影の舞台裏を紹介した。続いて密着した撮影は長野・上高地でのニホンザルの追跡。メンバーはディレクター・カメラマン・音声マン・信州大学の研究チーム。今回狙うのはまだ研究者も見たことがない真冬の夜のニホンザル。最初はスノーシューを履いてニホンザル探し。サルを見つけたらすぐ撮影態勢に入り、何時間もサルの行動を記録し続ける。宿泊所は山の中にはる研究施設。この施設には寝室に暖房がない。シュラフを2枚重ねにしたり、湯たんぽを使ったりして暖を取っている。サーモカメラで撮影を続けると、夜、サルが木の上で盛んに動き回っていることが分かった。撮影期間中で一番冷え込んだ夜には、サル同士がくっつき合って暖を取る姿がみられた。