ヤマト運輸の久保田部長は「宅急便の受取方法に新たに置き配を追加する」などと話した。宅配最大手のヤマト運輸は6月10日から宅急便などで新たに置き配を始めると発表した。コロナ禍以降客のニーズが増えたため導入に踏み切ったという。置き配導入の背景には再配達率が下がらない事で、コロナ禍で一度は下がったもののここ数年は11%のままである。未だに年間5億個以上の荷物が再配達になっている。今月からドライバーの残業時間が月45時間以内に規制され、輸送量の減少が懸念される「2024年問題」が深刻になり、政府は今年度中に再配達率を11%から6%を目指している。しかし、オートロック付きの集合住宅は宅配ボックスが世帯数に比べて少なく、再配達の可能性もあるとのこと。こうした中オートロック付きのマンションでも徐々に置き配出来るシステムがある。配達員がアプリで指定されたバーコードをスキャンするとオートロックが解除され、玄関前に置き配できる。ライナフの木崎さんは「必ず入館するときに履歴が残る」などと話した。