トランプ氏勝利の要因についてトーク。注目するのはペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州。ブルーウォールと言われ、伝統的に民主党の地盤。しかし、ペンシルベニア州など2つの州でトランプ氏が勝利を確実にした。ペンシルベニア州などはかつて主要産業だった鉄鋼業や石炭産業が衰退しラストベルトと呼ばれる地域の1つで両陣営が票の掘り起こしに力を入れてきたところ。トランプ氏は何回もペンシルベニア州に足を運んでいたが、何回も行くということはその地域のことを真剣に考えているというメッセージになると横江氏は指摘。ハリス氏がブルーウォールを死守できなかった要因について、三牧氏は白人票が大事になるが、ハリス氏自身にはそのアピールがなく、副大統領候補にウォルズ氏をもってきたが、結果的に黒人やヒスパニックなど伝統的に民主党支持が強いマイノリティーの少なくない数がトランプ氏に流れ、マイノリティー票が揺らいだなどと指摘。また、スタジオでは労働組合票もトランプ氏に流れただろうとの推察も出ており、若者票についてもジェンダーの問題もあり、Z世代の男性はトランプ氏支持の方が多いという調査もあるという。今回は中絶問題も争点になっていたこともあり、若者の女性の票はとれないとし、男性に特化したメッセージを発信してきたと指摘があった。