トヨタ自動車が建設を進める自動運転や人工知能といった最新技術の実証実験を行う都市、ウーブン・シティ。ダイキン工業やダイドー、日清食品など5社が業界の枠を超えて、この未来都市への実証に加わることも明らかにした。ダイキン工業とは「花粉レス空間」の実証実験を行う。日清食品とは「健康寿命の延伸」という新たな食の可能性に挑戦。エネオス、NTT、リンナイも参画の検討を進めている。自動車メーカーが先進技術の開発を目的に実際に住民が暮らす街を作るのは世界的にも異例の取り組み。まずは関係者ら100人が暮らす。高齢者や子育て世代など住民を段階的に増やしていき将来的には2000人まで広げる予定。