ロンドン・リオ・東京の3大会連続で五輪出場し「タックル王子」の愛称で呼ばれる高谷さんに解説いただく。高谷さんは今回のレスリングフリースタイル74キロ級に出場する高谷大地選手の兄。高谷さんはきのうグレコローマンスタイル・60キロ級で金メダルを獲得した踏みた選手について「明るくてムードメーカーでチームを盛り上げるような役割。明るさがレスリングにも出ているような選手。昔から猫が好きで、僕も猫好きなんですが大学生の時から猫の話をよくしています」などと話した。文田選手の金メダルを高谷さんが確信したのは準決勝の「反り投げ」のシーンで、「相手に先に1点が入ったんですが、特異な状態で投げたので金メダル確実だと確信しました。(決勝の)中国の選手も決して弱くはないんですが、文田選手の勝負強さ・身体の柔らかさをすべて使って戦ってくれると思ったので間違いないと思いました」と話した。77キロ級で決勝進出が決まっている日下選手については「彼の出身の香川に私も最近行って恩師の方と話をして『彼は高校の時は大して強くなかったんだけど、大学に行って伸びて卒業後にもどうやったら世界で勝てるのかを研究に研究を重ねて勝ち方を覚えた』という素晴らしい過程を見せてもらった。努力の人だと思う。金メダルは間違いないと思う。相手のカザフスタンの選手も決して弱くはないが、”腰パワー”を使えば間違いない」と話した。