車いすテニス、シングルスとダブルスの二冠を達成した上地結衣選手。シングルスまでには長い道のり。初出場のロンドン大会ではベスト8。リオ大会で銅メダル。東京大会で銀メダル。今回、決勝で対戦した相手は東京大会で敗れた宿敵、デフロート選手。6年以上世界ランキング1位。4大大会優勝の回数も多く上地選手をリードしている。2人は直近3年間で32回対戦し上地選手は2勝30敗。今回の勝因について齋田選手は「デフロート選手のサーブに対してリターンがすごく攻撃的にいけた」とコメント。相手のデフロート選手がサーブの体制に入ると前に出る。するとリターンを警戒し迷わせる。デフロート選手のサーブ成功率は1本目が59%、2本目も59%。上地選手は1本目が77%、2本目が100%。