南米で行われた主要20カ国の首脳会議(G20)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)を終え帰国の途についた石破茂総理。現地では国際会議への出席や首脳会談などを行い本格的な“外交デビュー”を果たした。そんな中、石破総理の立ち居振る舞いが注目されている。南米ペルーで開催されたAPEC首脳会議、開始前参加する首脳らが挨拶を交わす中、石破総理は席で資料のようなものに目を通している。そこへ開催国ペルー・ボルアルテ大統領が歩み寄り挨拶されるが、笑顔を見せるも椅子に腰掛けたまま握手を交わした。こうした行動がSNSで物議を醸しトレンド入りする事態に。それでも一連の日程を終え本格的な外交をスタートさせた石破総理。会見では今回の手応えについて「地球規模の課題解決に向けた協調と実りのある議論を行うことができた」と話した。今回の成果、そして今後の課題は。本格始動した石破外交を検証する。