これから本格化する紅葉シーズン。旅行先を決める際、活躍するのが旅行情報誌。その中で35年間、読者に親しまれてきた「じゃらん」が来年3月で休刊するという。創刊は1990年バブル時代。団体旅行が主流だった時代に個人旅行を拡大するきっかけになったとされている。しかし、雑誌の休刊が相次ぐ中、じゃらんの発行部数も落ち込んでいた。休刊の理由について、発行するリクルートは「利用者のニーズや情報収集方法などの社会の変化を総合的に判断した」としている。今後はインターネットの予約サイトやアプリに事業を集約する方針。