ロイター通信はトランプ氏がウクライナの担当特使を新設し、リチャード・グレネル氏の起用を検討していると報じた。早期戦闘終結を目指すトランプ氏の下で重要な役割を果たすことになる。グレネル氏はトランプ氏が9月にゼレンスキー大統領と会談した際に同席、ロシアが占領するウクライナ領に自治区を設ける和平案を提唱しウクライナのNATO早期加盟に反対する考えを示している。また国家安全保障担当の大統領補佐官にアレックス・ウォン氏を起用すると発表した。一次政権で米朝首脳会談など米朝交渉を担当したことから北朝鮮政策を担うとみられる。