ウクライナから来日したコズロフスキーさんはウクライナ軍の元兵士。ロシアによる一方的なクリミア併合後、戦闘が続いたウクライナ東部の戦線にいたが、8年前に手りゅう弾の爆発で左足を失った。義足をつけてリハビリに励む中始めたマラソンが生きる目標になったという。軍事侵攻が続くウクライナで、これまでの戦闘で手足を失った兵士は約5万人に上るとされ、義足などを購入する支援が不可欠になっているという。コズロフスキーさんは海外でマラソン大会に参加することで負傷兵を知ってもらい支援金を集める活動をしている。コズロフスキーさんは東京マラソンに参加、29キロ地点で失格になったがゴール視点を目指しスタートから約7時間でゴールした。