岩屋外相は就任後初の外国訪問として、APECの閣僚会議に出席するためペルーを訪れていて、日本時間の今日午前5時半頃から米・ブリンケン国務長官と会談した。会談の詳しい内容はまだ明らかになっていないが、中国や北朝鮮などの地域情勢を巡って意見を交わし、今後も日米同盟を一層強化していく重要性を確認したものとみられる。バイデン政権の発足以来、外交の司令塔となる国務長官はブリンケン氏が務めてきたが、来年1月に就任するトランプ次期大統領は中国やイランに対する強硬派として知られるマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に起用することを表明している。