NHK横浜放送局から佐藤美月記者の報告。大阪経済大学の研究によると妻が夫の転勤についていく場合、生活の満足度が転勤と同時に下がる。夫が単身赴任をすればいいのではないかとも思うが、単身赴任をした場合の夫の生活の満足度のグラフなのだが満足度が下がっていることが分かった。結局どちらにしても夫か妻、どちらかの生活の満足度が下がるという結果だった。転勤の制度に詳しい法政大学の武石恵美子教授は「転勤は本人や配偶者のキャリア形成の阻害要因になっている。リモートワークの活用も検討しながら、本当に必要な転勤に絞るべき」と主張。また現状を知ってもらうためにも「転勤妻サポートBOOK」のような本は意義があるのではないかと話している。「転勤妻サポートBOOK」はインターネットで購入できるほか図書館などにも寄贈先を広げていくという。