パックンの解説。米国で新たにゼロから開発されたマイカー禁止の街「カルデサックテンピ」(アリゾナ州テンピ市)が去年秋にオープンした。敷地面積は17エーカー。賃貸ルームが700部屋以上ある。現在200人くらいが住んでいて将来的には1000人くらいが居住する予定。パックンは「車道もなく駐車スペースもない。敷地の半分以上がオープンスペースになっている。他の住民との交流もとりやすい。スーパー、カフェ、レストラン、共同ラウンジエリアなどもあり5分圏内で必要なものが手に入る。交通事故も排気ガスがないため健康的で環境にやさしい。車がないため節約できる」などと述べた。この街は元IT系の2人が設立した。目的は米国の街づくりに改革を起こすこと。また利益のためのビジネスモデル。収入は家賃とレストランなどの商業施設の利益。またライドシェア会社や公共交通機関と提携しているため必要な時は移動手段も持つことができる。フェニックストテンビを結ぶLRTは無料、配車サービスリフトが15%の割引、電動自転車、電動スクーターも設置されている。パックンは「今回はコロナで定着した。リモートワークで多くの人は通勤しなくなり車がいらなくなった。米国の両海岸に集中している人口がアリゾナのような日照時間が長い地域に移住する人が増えている」などと述べた。
課題を上げるとしたら大きな荷物がある時や遠出するとき。パックンは「近くにLRTがある。公共交通機関のインフラが整備されているからこの街は実現できた。東京は絶対できますよ、やろうと思えば」などと述べた。きょうのパックン視点は「Car−Free and carefree!(マイカーがないカー?!)」。パックンは「米国は新しい街を作る時には車中心でデザインされている。住宅街、商業エリアといったエリアで分けているため歩いて暮らしやすい街はなかった。人間は本来、社会的な活動は歩いて行ける範囲内にあった。昔のモデルに戻しているだけかもしれない。歩いて暮らせる街がノーマルになってほしい、その日がくるまでつなぎましょう」などと述べた。
課題を上げるとしたら大きな荷物がある時や遠出するとき。パックンは「近くにLRTがある。公共交通機関のインフラが整備されているからこの街は実現できた。東京は絶対できますよ、やろうと思えば」などと述べた。きょうのパックン視点は「Car−Free and carefree!(マイカーがないカー?!)」。パックンは「米国は新しい街を作る時には車中心でデザインされている。住宅街、商業エリアといったエリアで分けているため歩いて暮らしやすい街はなかった。人間は本来、社会的な活動は歩いて行ける範囲内にあった。昔のモデルに戻しているだけかもしれない。歩いて暮らせる街がノーマルになってほしい、その日がくるまでつなぎましょう」などと述べた。