リンゴ栽培が盛んな長野市の長沼地区では先月上旬、特産のリンゴの香りは青っぽさが目立っていた。リンゴ農家によると降水量が少なく暑い日が続いたため影響が出たとのことで、手塩にかけたリンゴが天候の影響でうまく育たないのは残念などと話した。長野県によるとリンゴが赤くなるには昼夜の寒暖さが必要だが、ことしは夜も気温が高かったため県内の広範囲でリンゴの色づきに遅れが生じているとのこと。涼しい日が増えたことで先月下旬から赤みが増してきたそうだが、一方で今月に入っても日によっては気温が20℃を超えるなど季節外れの影響で日焼けになっているリンゴも出てきているとのこと。