国連安保理をめぐり日本は核軍縮・不拡散をテーマに国連安保理閣僚級会合を主催し、上川外相は宇宙空間の平和利用などを定めた「宇宙条約」などの枠組み遵守はわれわれの責務だとしている。今後はアメリカとともに宇宙空間における平和および安全を維持する観点から宇宙条約の重要性などを強調する内容の安保理決議案を提案したと説明。核兵器など大量破壊兵器を配備しないように求める内容となっていて、提出の次期は今後調整となる。また、米・トーマスグリーンフィールド国連大使も決議案を日米で協同提出する考えを示している。アメリカの高官がはロシアによる人工衛星を標的とした軍事計画について宇宙条約に違反していると懸念を示すなど宇宙開発も課題となっている。