プーチン大統領は東部4州の全土の占領ではなく、停戦ラインを引くという妥協案を出してきた。また、クリミア半島をめぐって、トランプ大統領は「ロシア領としてアメリカが承認する」と主張。一方、ゼレンスキー大統領はロシアによるクリミア併合を法的に認めておらず、トランプ氏は「和平交渉にきわめて有害」などと痛烈に批判している。立石修解説委員室長によると、同氏は関税政策をめぐって国内外で批判を受け、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻については24時間で停戦できると掲げていたが、進展ははかばかしくない。立石修氏はトランプ大統領の焦燥のようなものを感じるという。