文化庁によると、所管する国立の美術館・博物館は全国に12施設あり、現在入館料は国籍に関わらず同じ価格が設定されている。この入館料について文化庁は“外国人向けサービスへの相応の負担を求める”として、外国人が割高になる「二重価格」を2031年3月までに導入する方針を決めた。文化庁が所管する施設で「二重価格」が導入される方針が示されるのは初めて。今後、各施設が開始時期・具体的な価格を検討するとしている。「二重価格」をめぐってはフランスのルーブル美術館が導入するなど、海外の事例を踏まえて日本でも検討が本格化する一方、導入による来館者数の減少や訪日外国人かどうかの確認方法など課題が残されている。
