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「レカネマブ」 のテレビ露出情報

解説委員・吉川美恵子が解説。アルツハイマー病の新薬として注目を集めた「レカネマブ」による治療が始まり半年ほど経った。レカネマブは専門家の間では画期的な薬と言われていて、アルツハイマー病の原因の1つとされるアミロイドβ(たんぱく質)を取り除く。実際の治療について。1:対象は早期の患者に限られる(MCI:生活に支障がない、軽度:生活に支障が出たばかり)、2:悪化を27%抑制(病気の進行を2〜3年遅らせる可能性)、3:脳出血、脳浮腫の副作用が21.5%、4:2週に1度の点滴。
アルツハイマー病の患者のアミロイドβ量、神経細胞の死滅量の推移を紹介。神経細胞が壊されてからではアミロイドβを取り除いても効果がない。治療は全都道府県600か所の医療機関で受けられる(問い合わせ:認知症疾患医療センター)。薬自体は年間300万円ほど。実際に支払う額は1〜3割負担+高額療養費制度が使用できれば、月2万円程度(年齢、収入により異なる)。
課題について。東京都健康長寿医療センター・岩田淳副院長によると、治療に進むのは5人に1人。治療を希望しても病気が進行しすぎている、アルツハイマー病ではない、通院、家族の付き添いが難しいなどのケースがある。また、軽症の人は治療を「今はいい」と断ったり、MCIの人は病気に気づいていないなどの問題がある。今月、別の新薬「ドナネマブ」が米国で承認された。日本でも承認を申請中で8月から審議が始まる。早期の患者が対象で悪化を35%抑制、脳出血、脳浮腫の副作用は36.8%、4週に1度の点滴が必要。他には、数回の点滴で治療が終了する、神経細胞を壊す原因のひとつとされるタウを取り除いたり作らせないなどといった治療薬の開発が進められている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月15日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
EU・EMA(ヨーロッパ医薬品庁)は14日、医薬品を評価する委員会がエーザイなどのアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の販売を承認するよう勧告したと発表。委員会は今年7月、認知機能の低下を緩和する効果が副作用のリスクに見合わないとして販売承認しないよう勧告していた。しかし再び審議した結果、一部の患者にとっては効果がリスクを上回ると判断したとしている。

2024年11月14日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,全力TIMEライン
アメリカの大手製薬会社が開発したアルツハイマー病の新薬・ドナネマブ。原因物質を取り除き症状の悪化を遅らせることが期待される薬だ。厚生労働省の諮問機関は昨日1人当たり年間308万円で保険適用することを了承した。軽度の認知症と、その前段階である軽度認知障害の患者が投与の対象だ。アルツハイマー病の治療薬の保険適用はレカネマブに続き国内2例目となる。

2024年11月13日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!All news 6
アルツハイマー病の新たな治療薬が、価格308万円で保険適用されることが決まった。「ドナネマブ」は米国の製薬会社・イーライリリーが開発した治療薬で、軽い認知症や前段階の軽度認知障害の人が投与の対象。「ドナネマブ」について、厚生労働大臣の諮問機関は、患者1人あたりの公定価格を年間およそ308万円とすることで了承し、20日から保険が適用されることになった。医療費が[…続きを読む]

2024年9月28日放送 11:45 - 12:00 テレビ朝日
ANNニュース(ニュース)
今週、認知症の新たな薬が承認された。家族や患者らを苦しめる症状を改善する国内初の薬。東京都内の自宅で家族と暮らす91歳女性は、1年ほど前から認知症の症状がみられるようになった。以前は、太陽のように明るく前向きだったという女性に救急車を呼ぶほどの症状も表れた。こうした症状は認知症の行動障害と呼ばれ、アルツハイマー型の患者の約半分に見られる。人によっては暴力や暴[…続きを読む]

2024年9月25日放送 14:00 - 14:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
米国の製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」について厚生労働省は24日、国内での製造販売を正式に承認した。投与の対象はアルツハイマー病の患者のうち認知症を発症する前の軽度認知障害の人や軽度の認知症の人となっている。アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけ取り除く薬としては「レカネマブ」に続いて国内で2例目となる。

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