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「レッドリスト」 のテレビ露出情報

しかしある時から「クマを根絶する」流れに変化が。1975年にワシントン条約が発効し、絶滅のおそれのある野生生物を保護となり日本でも自然破壊に対する反省からむやみに野生動物を捕獲して絶滅させることがないようにしないといけないとなっていた。間野勉は80年代に北海道大学の学生でヒグマ研究グループに所属していたという。クマを捕獲して発信機をつけて行動を調査していたがクマの痕跡が見当たらなくなったが、狩猟者に聞き取りに行くと 「クマなんて減ってねえ」「お前何しに来た?」「クマはいっぱいいる」とのこと。だが70年代以降はクマ類捕獲数は増えておらず、狩猟者がクマを捕ろうとしてもなかなか捕れなくなっていた。「減ってる」と認めると捕獲禁止されるんじゃないかとなり言いたくなかったという。きちんと話をすると「確かに昔の方がいっぱいいた」となっていた。そして「そのまま同じことを続けていったら最後は本当にいなくなってしまうだろう」となったという。国もかなり危機感を持っており、1966年にIUCNが中心となり絶滅の危機にある世界の野生生物をリスト化したレッドリストが発行され環境庁は日本版のレッドデータブックを作ろうと計画した。沢山の研究者や専門家を集め、本格的に調査を開始し全国の至る所で「急速に消滅に向かう恐れがある」とはっきり書かれていた。 2012年には環境省が九州のツキノワグマの絶滅を宣言。四国もわずかな個体数が生き残っているのみとなっていた。そして1980~90年代に右肩下がりで減少していった。

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