診療報酬は国が原則2年に1回改定するもので、医療機関が自由に値上げできず、物価高などで病院が赤字になっている。来年度の診療報酬の改定率は医療従事者の人件費などの本体を2年間平均で3.09%引き上げる一方で、薬価は0.87%引き下げ、全体2.22%のプラス改定することとなった。全体でのプラス改定は12年ぶり。OTC類似薬については、ロキソニンなど77成分約1100品目を対象に薬剤費の25%が料金に上乗せされる。料金上乗せは来年度からで、再来年度以降は対象の医薬品が拡大される方針。高額療養費制度は来年8月から2年かけて、自己負担の上限額は所得ごとに引き上げ、上限額は最大約38%ほどになる。
