今シーズン、大谷翔平選手と山本由伸投手が入団したロサンゼルスドジャース。栗山さんがどうしても会いたかった人物は、大谷選手入団の決め手となったドジャースの編成本部長・アンドリューフリードマン。ウォール街出身の金融マンだったが、2005年に28歳でレイズのGMに就任すると、資金力に限りがあったチームを再建。わずか3年でリーグチャンピオンに導いた。ドジャースへ移ってからは、全てのシーズンでプレーオフへ進む常勝軍団に。カメラをシャットアウトした極秘会談。Aフリードマンは、「最も重要なのは情報です」とコメント。資金力に乏しいレイズでは、情報を駆使し、才能発掘に力を入れたフリードマン。そのイズムは現在も継承され、WBCで日本を苦しめたアロザレーナなど優秀な若手を育てあげた。ドジャースでもドラフト7巡目指名のアウトマンや他球団を戦力外となったマンシーが今シーズン開幕からスタメンに名を連ねた。